泡盛の歴史と由来

『泡盛の歴史』

 

泡盛は国内最古の蒸留酒と言われていて、14世紀後半ごろから15世紀ごろにシャム国『現在のタイ』から琉球に伝えられます。

その際に蒸留器具やタイ米、貯蔵用のカメなども持ち込まれ、琉球の気候に最適な黒麹菌「くろこうじきん」を使い改良を重ね、新たな酒『泡盛』として誕生したと考えられています。

15世紀から19世紀までは、奉納品として中国や日本の権力者に献上されてきた大変貴重なものでした。

 

『泡盛の名の由来』

泡盛は琉球王朝時代、(あわむり)、(あわむい)と呼ばれていましたが、現在では(あわもり)と呼ばれています。

『泡盛』の名の由来としてよく語れるのが、

①原料由来説:泡盛を作るのに粟を原料にしたからという説。

②泡に由来する説:泡盛製造過程でさかんに泡が盛り上がることからという説。

        :泡盛の度数を調べるときに、ひしゃくですくった酒を高いところから垂らし、その泡立ちでアルコール度数を計ったという説

④梵語説:古代インド語のサンスクリット語で、酒のことを『アワムリ』といいそれが転じて『アワモリ』といあれた説。

 

 

 

 

など諸説ある泡盛の語源ですが、現在では『泡に由来する説』が有力ではないかとされているようです。

 

次回は泡盛の味、オススメの飲み方についてお伝えします。

是非、11月は泡盛を楽しんでくださいね。

 

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