ほろ苦さが特徴の島の健康野菜
海岸沿いの岩場や砂地に自生するキク科の植物で、大変栄養価の高い沖縄特有の島野菜の一つです。風邪の予防や胃腸等にいいとされ、琉球王朝時代から利用されてきました。
ビタミンAやビタミンC、カルシウムやカリウムなどを豊富に含み、苦味と相性のいい豆腐とピーナッツバターで白和えにするのが一般的です。また、イカ墨汁に欠かせないニガナは、イカと一緒に長時間煮る事によって苦味が野菜の甘さに変わります。
【選び方】
葉にハリがあり、イキイキとしたものお勧めです。
【保存方法】
新聞紙などに包み袋に入れ冷蔵庫で保存します。
甘味と酸味が特徴の南国生まれの果実
ポンカンとネーブルオレンジの自然交雑でできたタンカン。柑橘系の中では、もっとも糖度が高く、果汁もたっぷり。
沖縄では冬の食卓や正月の飾り付けに欠かせない果物です。寒暖差が大きいほど甘みが増すといわれ、本島北部で栽培されています。もっともおいしいのは1~2月で、味は甘みが強く沖縄では冬の食卓にはかかせないフルーツです。
最近では、その甘さから県外への贈答用としても人気を集めています。
【選び方】
ハリがあり持った時に重く感じるものがオススメです。皮はやわらかめのものが甘味があります。
【保存方法】
常温で保存。長期の場合は冷蔵庫で保存します。
世界最大級の食用イカ
食用イカでは世界最大級の大きさで、大きいものは重さ20キロ以上、体長1mになるものもあり、ロケット型の独特の形をしているのが特徴です。和名は「セーイカ」と呼ばれ、全国的にも広く食されている人気のあるイカです。沖縄県で盛んに多く漁獲されていて、マグロの次に多く漁獲されている海産物です。
【選び方】
身に透明感があり、ハリのあるものがオススメです。冷凍の方が甘味があり、美味です。
【保存方法】
主に冷凍で流通されており、ラップなどで密封し冷凍庫で保存します。